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□【忍たま潜入記録】 任務その3…『かんてん』
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三郎
「…レイアに捕食されかかった時より怖かったです…まる」

勘右衛門
「三郎三郎、しっかりしろ。
 トラウマになるな」

八左ヱ門
「そもそも、ギャラドスには捕食する気なんかないんだって。
 三郎なんかよりもっと美味いおやつをもらってるんだからな」(←おやつ交換をするギャラドスとキャリーを見やって)

三郎
「『三郎なんか』とは何だよ!」

八左ヱ門
「おやつより三郎の方が美味そうだと思われたいのか?」

三郎
「いや、それは困ります」(即答)

勘右衛門
「何にしても、ポケモンに変身して仲良くなる作戦も失敗…どうする?」

三郎
「どうするかなぁ…」

八左ヱ門
「う、う〜ん…」

シャカシャカシャカ…

つんつん(←八左ヱ門の足元に戻ってきたキャリーがその足をハサミでつついている)

八左ヱ門
「ん?
 どうした、キャリー?」

くいっくいっ!(←ハサミで自分自身を指して見せるキャリー)

八左ヱ門
「何だ?
 何かいい考えがあるってのか?」

三郎
「そう言えば…こいつの二つ名って確か…」

勘右衛門
「『運び屋のキャリー』…だっけ?」

八左ヱ門
「あぁ……」

三人
『………それだ!』(ポン!と、三人揃って手を打つ)


・・・・・・


八左ヱ門
「よし…行け!キャリー!」

シャカシャカシャカシャカ…

 春画本と手紙を籠に乗せて張り切って飛び出して行くキャリー。
 途中、池の中のギャラドスに身振りで何かを伝えて―

勘右衛門
「あ…やっぱり、キャリーなら通してくれた」

三郎
「最初からこの手でいけばよかったな」

八左ヱ門
「まぁ、とにかく、これで任務完了…か?」

三郎
「あぁ」

勘右衛門
「いいんじゃないかな」


(と、いう事で!
 籠を背負った蟹が春画本とメッセージを届けに行きました、伸一郎さんよろしく!

 ちなみに、この蟹、とてもとても美味です。
 うっかり捕まって蟹鍋にされないか心配です。
 食べられたら食べられたで、また魚油汁で呼び出すので問題ないのですが…はい、キャリー君は不死身です。

 こきなこ様、この度は潜入許可をありがとうございます。
 ギャラドス君も特別出演、ありがとうございます。)



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