ｻｸﾗ花火短編集(大)
□【其ノ二】願い
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いつからだろう
君の笑顔を見ると嬉しくなったのは。
君のそばにいたいと思うようになったのは。
いつからだろう…
この命に代えても…君を守りたいと思うようになったのは……。
君の瞳にたとえ自分が映る事がなくても
この国と、誰よりも大切な君の為にこの命が使えるのなら
君の笑顔がまた見れるのなら、それで良かったんだ。
だから…笑ってください。
俺はあなたの笑顔が大好きでした。
無邪気に笑うその笑顔をいつまでも隣で見ていたかった。
もし生まれ変われるのなら、今度は戦の無い平和な世で、
あなたと一緒に桜が見れるといいな。
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