サクラ花火短編集(大)
□【拍手文】涛次郎の土産
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「一!総助!小忠太!!これ見てみい!!」
「・・・なんだよこれ。」
「これはなあ・・わしが外国から仕入れた黒ひげ危機一発ぜよ!!」
「・・・。」
「・・・何に使うんですかコレ。」
「この穴にこの小さい剣を指すとのう・・一つだけこの樽が爆発する穴があるんじゃ!!」
「ば・・爆発するんスか!?これ!!」
「そうじゃ!!西洋人はこれで皆度胸試しをしたというんじゃ。ま、おまんらには無理じゃろうのう。」
「なんだとぉ・・・?やってやろうじゃねえかああああ!!やるぞ!!総助!小忠太!!」
「え!?嫌っすよおおおおおお!!!!!」
「このバカ!!日本男児の意地がかかってんだ!!やれ!!!!」
「・・・・と・・涛次郎さん・・?あれって・・」
「お!?おまんはあれ知っとるがか?!本当のこと言うたらいかんぞ〜くっくっ・・。」
「はあ・・。」
必死に黒ひげ危機一発をする三人を横目に
必死で笑いをこらえてる涛次郎さん・・。
この後小忠太で人形が飛び出し、気絶した小忠太にたらふく笑った涛次郎さんは
高砂さんと総助さんに半殺しにされたのでした。
おしまい★笑
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