だからどうかぼくをあいして。
11/01(Mon) 21:38
SSS
彼はいつだって私のすぐそばにいるのに、いつだって私に愛を囁いてくれるのに、優しさを、祈りを、願いを、命を、安寧を、永遠をくれるのに、薄っぺらな一枚の硝子のせいで触れることができないのだ。
あんまり頭にきて、私は硝子を素手で叩き割った。
鈍い痛みも赤い液体も見ないふりで、ただただ彼に触れたい一心で手を伸ばした。
彼はもう、どこにもいなかった。
<夢見る少女は踏みにじられる>
(現実は少女を許さない)
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もしも彼を愛したことが間違いだというのなら、この世界に正しいことなど一つもない。
二次元って究極の遠恋だと思うんだ←
液晶が退いたら触れられるのかっていうと、見えなくなるだけなんですよね。
それでも好きならもうそれでいいと思う。
好意に勝る想いなんてなかなか存在しないと思います。
2010/11/01 kyo
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