S U P A I
□No.9、え?ちょっと誰ですか!?
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白「何言ってんの、正チャン。この子は女のコだよ?」
『え、、、?』
正「そ、そうなんですか!!?てっきり男だと」
白「ね?セティアチャン?」
はい!あっけなく秘密暴露された―(笑)
『いや!全然笑えないから!!むしろ泣けてくるからァァア!!』
正「あの子何言ってるんですか?」
白「フフ、さぁ?」
私は白蘭を睨み付けた。
白「アハハ、怒った顔も可愛いね」
また頭をわしゃわしゃ
された。
正「それより!!今日は大事な会議が控えてるんです!!早く乗って下さい!」
白「わかったわかった。じゃ、名残惜しいけど
セティアチャンまたね?」
と言いながら、車に乗り込む白蘭。
『に、二度と会うもんか!!』
そうだよ、今日1日の出会いだ。
もう二度と会う事もない。
白「それは無理だよ?
だって、君達の寮の反対側にミルフィオーレ寮を造る事になったからさ(笑)」
『ななななな‥‥なんだって!!?』
白「フフ、また会おうね?Bye-bye」
私は、肩をガクリと落とした。
何でわざわざ反対側?
何の対抗心?
疑問が浮かんでは消えた。
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