S U P A I

□No.9、え?ちょっと誰ですか!?
6ページ/8ページ





白「何言ってんの、正チャン。この子は女のコだよ?」



『え、、、?』



正「そ、そうなんですか!!?てっきり男だと」


白「ね?セティアチャン?」




はい!あっけなく秘密暴露された―(笑)



『いや!全然笑えないから!!むしろ泣けてくるからァァア!!』



正「あの子何言ってるんですか?」



白「フフ、さぁ?」



私は白蘭を睨み付けた。


白「アハハ、怒った顔も可愛いね」



また頭をわしゃわしゃ
された。



正「それより!!今日は大事な会議が控えてるんです!!早く乗って下さい!」



白「わかったわかった。じゃ、名残惜しいけど
セティアチャンまたね?」


と言いながら、車に乗り込む白蘭。



『に、二度と会うもんか!!』


そうだよ、今日1日の出会いだ。
もう二度と会う事もない。



白「それは無理だよ?

だって、君達の寮の反対側にミルフィオーレ寮を造る事になったからさ(笑)」



『ななななな‥‥なんだって!!?』



白「フフ、また会おうね?Bye-bye」




私は、肩をガクリと落とした。


何でわざわざ反対側?

何の対抗心?


疑問が浮かんでは消えた。






....
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ