S U P A I

□No.9、え?ちょっと誰ですか!?
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それから、私は寮へと
帰っていた。



『ハァ‥なんか疲れた‥』


といつも以上に疲労感を感じていると、
向こうの公園から何やら集団の声が聞こえてきた。



「おらッ!!さっさと金出せよ!」


「こんなもんでヘバってんじゃねーぞ!」



更に、殴られているのか 鈍い音も聞こえてきて
私はそれに耐えらず
公園に駆け寄った。



『ちょっと!!何してんだよアンタ等!!』



そこには、一人の男が四人組の大柄な男に殴られていた。



「あぁん?!なんだテメェは‥‥?」


「テメェもコイツと同じようにされてぇのか!?」



やば‥めちゃ怖いんすけど‥‥!!

どどどうしよう‥‥!
出しゃばったけど
本気で逃げ出したい‥


なんて考えてる間に
大柄な四人組が距離を縮めてくる。



『ぎゃああああ!!
た‥たた助けてェェ!!』



恭「煩いよ君達‥」



私が叫んだ瞬間、
どこからか雲雀さんが現れた。



「何だこのガキ。ぶっころせ!」


四人組が勢いよく雲雀さんに襲いかかった。



恭「‥‥咬み殺す


「「「「ぎゃああああ!!」」」」



男達は雲雀さんによって 一瞬で片付いてしまった。



『す‥すご‥‥』


あまりにも一瞬の出来事で、唖然としていたら
雲雀さんの鋭い視線が突き刺さった。




....
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