愛をまもれ


□04
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「見てみな、小十郎様の後ろ…まぁた変わった格好だぜ」


「まさか…小十郎様の許嫁か?」


「小十郎様に限ってそれはねーよ」



私の存在に気付いたのか、口々にそんな言葉が飛び交う。

やはり、この時代でこの格好は異質らしく怪訝な目を向けてくる。

私からしたら、ごく普通なのに…全くトリップてのは面倒くさいな。


政宗「どうしたごんべ。やけに大人しいじゃねーか」


『いろいろと圧倒されまして。特に、部下の皆さんね』


そう言うと、部下の皆さんはギロと睨みつけてきた。

(あらあら…おっかない)


政宗「そうか、コイツ等が怖いか?」


『いや、片倉さんに比べたら…大丈夫だ』


片倉「今のは聞きずてならねぇな」


『その顔が怖いんですって!……すいません調子乗りました』


(ちょっとまじでここ極道!?こんな事なら甲斐に行けば良かったよ!)


「ハハハ!!アンタ面白いじゃねーか!」

一人がそう言って笑い出した。

「ああ!筆頭が気に入られた訳がわかったぜ」

また一人がそう言って笑い出した。

そして、気がつけばさっきまで睨みつけてきた部下の皆さんが笑っている。


政宗「アンタは凄いぜ?警戒心の強いコイツ等から仲間だと認められたんだ。流石は俺の見込んだGirlだな」


『え…!そうなの!?』


片倉「ああ…俺も驚いたぜ」






(仲間になるの意外にスムーズ!)




....
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