S U P A I
□No.1挨拶回り
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私はリボーンさんに呼ばれ、総寮長室に向かっていた。
『てか寮広ッ!!こんなに住んでるのかな…』
セティアは寮内の地図を頼りに静かな廊下を歩いていく。
マフィア達の噂は耳にタコが出来るくらい聞いた。それも、良くない噂。
セティアは不安を抱えながら歩みを進めて行った。
すると廊下の突き当たりにきらびやかな扉が目の前に現れる。
『リボーン……あ、ここだ』
扉に付いた名前を確かめて、ノックをしようとした時
後ろに気配を感じた。
リボ「ちゃおッス、よく来たなセティア」
『なんだぁ…リボーンさんか、驚かさないで下さいよッ』
セティアは威圧的な気配に驚いていた。
こんな赤ん坊が最強のヒットマンなんだな。
するとリボーンがピョンッと飛び上がり、セティアの肩に乗った。
リボ「くだんねぇこと考えてんじゃね―ぞ、これからいろいろ大変なんだからな」
リボーンは少し口元を上げて笑っていた。