S U P A I
□No.7、キャッチボールしようか!!
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それはある晴れた日のこと。
セティアは珍しく暇だったので並盛を探索していた。
『今日は、晴れてるし!
なんか良いことありそうだな!!』
なんて浮かれながら
ある公園の前を通った瞬間‥‥。
ツナ「あああ!!ボールが!!!」
聞き慣れた声がして
足を止めると‥勢いよくボールが飛んできた。
『へ‥‥??』
ツナ「ライセ君危ないッ!!!」
ゴスッ!!
顔面に直撃した。
『ぐぎゃああああ!!!顔が顔がァァァ!!!』
するとツナが駆け寄って来た。
ツナ「だ‥大丈夫!!?」
『大丈夫‥じゃね―よ‥かなり‥ヤバいよ‥ちょっ‥なんかもげてないッッ??!』
それに遅れて呑気にやって来たのは山本だった。
山「すまん!!
軽く投げるつもりがつい本気になっちまってさ
大丈夫だよな??」
チラッと山本を見ると
なんか黒い表情をしていた。
『あ‥はい‥大丈夫ですね‥‥ハハハ‥』
ツナ「いや大丈夫じゃないよ!!顔血だらけじゃん」
山「はは、それ血じゃないんだよな??
今朝食べたケチャップだろ??」
『はは‥そうなんすよ―ケチャップ多めに付けたら顔に‥ね??』
ツナ「どんな食べ方したんだよ!!
」
するとセティアはツナの胸ぐらを掴んだ。
『頼むから‥話を合わせろよクソボスゥゥ!!
あのブラック山本に潰されんだろ――が!!』
ツナ「ハァ??ブラック山本??」
...