S U P A I
□No.9、え?ちょっと誰ですか!?
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その日、私はリボーンさんのパシりで近所のスーパーにいた。
『今日は玉ねぎが安いか‥』
今日の安売りを確認しつつ、目的である珈琲が置かれている場所へ。
すると、そこの場所に
何やら集団が‥
それもこんなスーパーで見かける事が無い真っ白なカッチリした服装と、反対に真っ黒なまたカッチリした服装の連中が群れていた。
ありゃ、雲雀さんに
見つかったら咬み殺されてるな‥なんて呑気に
その連中を過ぎ去った。
「あ、ねぇ君!」
瞬間、真っ白なカッチリ野郎に話しかけられた。
それと同時に突き刺さるその周りからの視線。
『なんすか?』
しかもソイツはやたらとニコニコしてて
逆に背筋がゾクゾクした。
「ちょっと、いいかな?」
真っ白は、言いながら
外に目線をやった。
=外で話そうってか?
『いや、知らない人に付いていっちゃ駄目なんでよくないですね』
「フフ、じゃあ今から知り合いになろうよ。
僕は白蘭、君の噂は聞いてるよ‥ライセ君だっけ?(ニコ)」
『ええッ!!噂って何ですか!?』
白「フフ‥まぁいろいろとね‥(妙笑)」
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