愛をまもれ
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幸村「ごんべ殿、準備は万全で御座るか?」
『気力以外は万全です』
そう言って、片倉さんに目を向けると誇らしげな表情をしていた。
政宗が片倉さんの説教嫌がる訳がわかった。
足は痺れるわ、ちょっとでも目を逸らせばビーム光線受けるわ…とにかく散々だった。
お母さんの口煩い説教の方が断然増しだ。
政宗「ごんべ、頼んだぜ。真田!今度会うときは…戦場だ、Ok?」
幸村「勿論に御座る!また槍を交えるその時を楽しみにしておりまするぞ!」
『はい。退治頑張ってきます』
そして、私と幸村は馬を走らせて城を飛び出したのだった。
……………
政宗「小十郎、寂しいか?」
ごんべ達の姿が見えなくなると、俺はそう尋ねた。
片倉「寂しくはありません、が…当分はこの城も静かになるでしょうな」
小十郎は姿が見えなくなった先を見詰めながら、そう言った。
(Ha、素直じゃねーな)
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