†Sky heart†

□〜第九章〜
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神羅ビルに戻り、
空は1日医療室で寝ていた。


そして直ぐに気を取り戻したのだが‥


隣に寝ているザックスは 容態があまり良くない状態だったため、
1、2ヶ月意識は戻らないということだった。



それから、毎日お見舞いに来てはただザックスを見詰めながら

空は決心していた。


強くならなくちゃ‥‥

誰も傷つかないように
私が‥強くならなくちゃ駄目だ。





すると医療室の扉の開かれる音が聞こえて
扉の方に目をやると


少し微笑みを浮かべた
セフィロスが立っていた。


「ここに居たのか‥」


そう言うと、ゆっくりと 空に近づく。


空は自然と笑みがこぼれる。


「はい、ザックスが気になるので‥」


そして、セフィロスは隣に立った。



「そうか‥‥ザックスがこれ程まで‥
コピーとはいえ、あのジェネシスだ。
お前も、苦戦しただろう‥?」



チラとセフィロスを見詰めると、真剣な表情で
まっすぐ見据えていた。
よく見ると、眉を潜めている。


「あたしは、大丈夫‥でした‥」


苦戦したのは確かだ、
でも‥一瞬でそれを消し去ることは出来た。

どうやったかは
覚えてないけど‥

またコピーと戦うことになれば‥それを‥



...
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