†Sky heart†
□〜第九章〜
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「空、もうコピーと戦うのはやめておけ‥」
セフィロスの表情は
まさに真剣だった。
まっすぐ見据えていた目はいつの間にか空に向けられている。
空は黙り込んでしまった、
「俺が‥片付ける。
だから、お前は何もしなくていい」
「で‥でも‥!」
空が否定しようとすれば、セフィロスが抱き寄せる。
そして‥囁くように
小さく呟いた。
「お前を傷けたくない‥‥。もう、無理するな」
空は、
胸を揺らしていた。
あたしと‥同じ思いだ。
そして、セフィロスがゆっくりと離れていく。
「あとは俺に任せておけばいい、空は十分頑張ってくれた‥
感謝しているよ」
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