†Sky heart†

□〜第十二章〜
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てなわけで、空とレノはミッドガルに侵入したウータイ兵を倒しに行くことに。


ウータイ兵は一般人に成り済まし、潜入しているらしい。


正直、ジェネシスさん絡みではなかったことに
安心していた。


それに、レノとの任務は一度したことがあって
気分的にも楽だ。


そんなことを考えながら ミッドガルの零番街に向かっていた。



「なぁ、お前さ‥ちょっとスットンでるよな?
人の話は聞かないタイプなんだろ、と」



「え!‥そうですか‥?あの‥レノさん機嫌悪くなってません?
あたし‥何かしました?」



こ‥コイツ‥‥‥!!
全く気づいてねぇぞ、と


「べ‥別に!機嫌悪くなってなんかねぇ!
それより!あんま足引っ張るんじゃねぇぞ、と」


そう、レノは少しでも
空と近づきたくて恥ずかしかったが
俺が居るから大丈夫だぞ、と。なんて言っていたのだが‥

空はまったく気付いてなかった。



そんなレノのことは
知りよりもしない空は少し困惑している。


あ‥どうしよう‥‥!
なんか気まずい感じだ。

こんな感じで任務行くのはちょっとなぁ。


少し前に歩くレノの赤髪を見詰めながら
どうしようか模索していると、不意にレノが振り返ってきた。



「おい‥」


「は‥はいぃ?」


レノの表情が少し恥ずかしそうに赤く染まっている。



「あんま‥ジロジロ見んな!!
き‥気が散っちまうだろがよ、と!!」



「あ‥はい‥すいません‥‥‥」




.....
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