†Sky heart†

□〜第十五章〜
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その頃、セフィロスは
ジェネシスを探していた。


だが‥一向に現れる気配がしない。

それどころか、徐々にコピー達の数が減少してきていた。



「‥‥どういうことだ‥何故、奴は現れない?」

セフィロスは静かに焦りを見せていた。


まさか‥‥狙いは俺ではないのか‥?


ジェネシスは自分の劣化を止めれるのはセフィロスだと言っていた。


何故かはまだ分からないが‥何らかの理由があったんだろう‥‥。



セフィロスはまだ残っているコピー達を倒しながら進んでいった。










一方、ザックスはまったく動こうとしない宝条を説得しようとしていた。


「だからッ!!統括からの命令なんだよ!
アンタを死なせんのは駄目だって!」



「フン‥‥私は逃げるつもりはない。貴様だけ逃げればいいじゃないか」


「あ――もうッ!!!
早くしね―と敵がここにもやってくるかもしれねぇだろ!!」



「‥‥‥‥。」


この野郎‥‥無視なんかしやがって‥‥



その瞬間、



ドッカーーーーン!!



研究室に轟音が響いた。


「なッ‥‥‥!お前は‥‥‥」


その音の方に浮かび上がるシルエット。

それは‥人型なのに右肩には翼。


まさに、アンジールと同じ姿だった。



「お前は‥‥ジェネシスッ!!!」






...
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