†Sky heart†

□〜第二十一章〜
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あれから、カダージュが 何かとあたしに関わるようになっていた。


最初は、気味が悪いと思っていたが
今は、同じ神羅の仲間としてみている。


でも、時々‥怖くなる。
何だかカダージュに
気持ちを見透かされているような‥

そんな気がするからだった。



ただ、セフィロスさんやザックス達は未だに気味悪がっているのか

彼に近づこうとはしない。


そんな中で、クラウドは 違っていた。



――――――――
―――――――
―――――




「あの、空?」


「クラウドどうしたの?」


クラウドは少し考えるように真を置いてから口を開いた。



「カダージュの事なんだけど‥」



「‥‥‥カダージュ?」


「うん‥周りの皆は
気味悪がってて、
でも俺はそうは思えない。アイツ‥空の話しかしなくてさ‥」


そう言うと、思い出したようにふっと笑った。



「フフ、そうなんだ?
でもわかるよその気持ち‥。
あたしもカダージュは悪い人だとは思わないよ」



「やっぱり‥空は優しいな‥。

噂をすれば‥ほら」


クラウドはふわっと微笑みながら、こちらに向かって来るカダージュの方に指を指した。



「本当だ!タイミングばっちり」


「タイミングは悪いなアイツ‥。

今は空と二人きりだったのに」



「そんな事言わないでよ〜恥ずかしいから!」




...
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