S U P A I
□No.1挨拶回り
2ページ/12ページ
リボーンの部屋は豪華な雰囲気で、少し居心地が悪い。
セティアはソファに腰掛け、リボーンの話に耳を傾けていた。
リボ「それより、お前名前決めてきたんだろ―な?」
『え?名前って――』
リボ「お前、ここでは男装して生活すんだぞ?
男の名前決めなきゃ駄目じゃね―か」
セティアはハッとする。忘れてた――……。
やっばいな…ど―しよ!!
するとリボーンの眉が少し動く。
リボ「お前が男だったら、ドタマかち割ってたぞ」
チャキリと自慢の拳銃を取り出す。
『ちょ、リ…リボーンさん!!!待ってくださいよ、私思い付きました』
セティアは必死に手を振る。
こんなとこで死にたくないしね!!!
リボ「仕方ね―な‥じゃあ言ってみろ」
『ライセはどうですかッ!?』
リボーンの眉が反応している。
悪くは無かったようだ。
リボ「いいんじゃね―か、じゃあライって呼ぶからな」
リボーンの口元が上がる。
『はい!!それいいですね』
その後は、男装をするための道具などを貰って
早速男装することに。
『うっわ!!!本当に男の子みたい』
鏡に映る自分はまさに
男になっていた。