S U P A I
□No.1挨拶回り
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長かった髪は特殊なウィッグにより短く、
胸はこれも特性の服により平たく見せることが出来た。
リボ「ジャンニーニに頼んでやったんだぞ」
『あ、ありがとうございます!!!』
リボ「お前、この寮内で挨拶回りに行かね―とな」
私の仕事は監視だ。
彼等マフィア達の様子を監視するらしい。
本当はやりたくなかった。マフィアなんて野蛮な輩は嫌いだから。
あたしはリボーンさんに断ろうとしたが、
無駄に終わった。
拳銃を向けられ、イエスしか言えなかったから。
とりあえず、この赤ん坊に逆らうとヤバいので
嫌々仕事を引き受けたのだった。
リボ「おい、何ボーッとしてんだ。殴られてぇのか」
『まさかッ!!ちょっと考えごとを…』
すると扉の方から荒々しく足音が近づいて来る。
リボーンは口元を上げた。
??「リボーン!!大変なんだよッ」
勢いよく扉が開かれ、
息を上げ苦しそうにするのは…
(さ…沢田綱吉??!!)