S U P A I
□No.2挨拶回りpart2
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扉には息を切らした
オジサンが―――!!!
それにディーノの雰囲気が急に変わった。
さっきまで必死になって開けていたお土産を勢いよく落としてしまった。
(ああ―せっかくあげたのに―雑な扱いだな―)
ディ「ロマーリオッッ!!! いったい何があった!!?」
ロマ「すまねぇ‥ボス、アイツ等が暴れ出しちまった…」
するとディーノは
壁に掛けてあったムチを取る。
ディ「馬鹿野郎ッッ!!!
後は俺に任せとけッ」
ロマ「ああ!!付いてくぜ」
ディ「付いてくんじゃね―て!!」
二人は風のように走り去ってしまった。
ぽっつーーん……。
『うわ―ヒロインなのに何?この放置。
しかもディーノさん急にやる気満々になってたし…あのオジサンが関係してるみたいだけど…』
ふと部屋を見渡すと
壁にはあのオジサンと他の人と写った写真が何枚も飾られていた。
『なるほど…そういえば、ディーノさんは部下に慕われるマフィアランキング一位だっけ?(多分)
ちょっと見直したぞ…
まぁ、あれには失望したけど』
するとディーノさんの声が轟いた。
何やら戦っている?
かもしれないらしい。
セティアは扉の外を見ようとした。
『ったく…どんなけ野蛮なん「ゔお゛おいッッ!!!
まだ生きてやがったのか跳ね馬ぁぁぁッッ!!!」
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