S U P A I

□No.9、え?ちょっと誰ですか!?
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私は白蘭の表情に
嫌な予感がした。


『いろいろ‥って‥?』


白「それはここで言っちゃうとまずいんじゃないかな?」



何だよコイツ!!私の何を知ってるのさ!!?つ―か何者だよ!!



セティアの心の叫びを察したのか、白蘭が思い出したように口を開いた。


白「僕も君と同じマフィアで、ミルフィオーレファミリーボスやってます(ニコ)」



『はいいいッ!??』


セティアは本気で驚いた。


な、なななんだよ
いきなりボスですって

つかミルフィオーレってめちゃ旨そうな名前だな!!

うちなんてボンゴレだよボンゴレェェ!!?



白「ハハ、びっくりしちゃった?可愛い―ね」


言いながら、白蘭に
頭をわしゃわしゃされた。


『‥‥‥。』



ちょっと待て‥‥‥?
なんで可愛い―とか
男に言ってんの?

まさか‥まさかァァア!!!



白「大丈夫‥君の秘密は誰にも言わないよ?
セティアチャン(妙笑)」

と、耳元で囁かれた。











なんで知ってんのコイツ!!!しかも妙笑って何だよ!馬鹿にしてんのかァァア!?

つかなんでいきなり初登場の人に秘密知られてんの?
しかも違うマフィア側って!!


やべ―なんか泣けてきた。




...
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