S U P A I
□No.9、え?ちょっと誰ですか!?
2ページ/8ページ
私は白蘭の表情に
嫌な予感がした。
『いろいろ‥って‥?』
白「それはここで言っちゃうとまずいんじゃないかな?」
何だよコイツ!!私の何を知ってるのさ!!?つ―か何者だよ!!
セティアの心の叫びを察したのか、白蘭が思い出したように口を開いた。
白「僕も君と同じマフィアで、ミルフィオーレファミリーボスやってます(ニコ)」
『はいいいッ!??』
セティアは本気で驚いた。
な、なななんだよ
いきなりボスですって
つかミルフィオーレってめちゃ旨そうな名前だな!!
うちなんてボンゴレだよボンゴレェェ!!?
白「ハハ、びっくりしちゃった?可愛い―ね」
言いながら、白蘭に
頭をわしゃわしゃされた。
『‥‥‥。』
ちょっと待て‥‥‥?
なんで可愛い―とか
男に言ってんの?
まさか‥まさかァァア!!!
白「大丈夫‥君の秘密は誰にも言わないよ?
セティアチャン(妙笑)」
と、耳元で囁かれた。
なんで知ってんのコイツ!!!しかも妙笑って何だよ!馬鹿にしてんのかァァア!?
つかなんでいきなり初登場の人に秘密知られてんの?
しかも違うマフィア側って!!
やべ―なんか泣けてきた。
...