S U P A I
□No.9、え?ちょっと誰ですか!?
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結局、私は渋々白蘭に
付いて行くことにした。
なんかヤバい臭いが
するのは気のせいか?
つか後ろからゾロゾロ
その他も付いてくるし‥
白「どうしたの?そんな生まれたての子羊みたいな可愛い―顔して(ニコ)」
『いや、それどんな顔だよ』
白「フフ、そんな怖い顔したら可愛い―顔が台無しだよ?
イライラはマシマロで解消!はい、あげる」
と白蘭にマシュマロを渡された。
『‥‥‥どうも』
白蘭は、マシュマロを
美味しそうに次々と口にほおり込んでいく。
コイツ、好きな食べ物まで白いのかよ。
‥でもよく見たら
カッコイイ。
身長も高いし‥
なんか金持ちっぽいし
ツナとは大違いだわ。
とか考えていたら
目の前にツナ達が歩いて来る。
『お―いツナ〜‥‥!』
名前を呼んだ瞬間、
白蘭の張り付いた笑顔が 消え失せた。
白「‥‥駄目だよ?
あんまり出しゃばっちゃ 」
『は‥はいい!!』
だがツナ達はこちらに
気づくことはない。
さらに距離が縮まっていた。
そして、それを見詰める白蘭の表情は非常に恐ろしい!!
ああ‥。
最悪だ‥やっぱり
知らない人に付いていって良いことなんかないんだよ。
とにかく‥白蘭から
逃げないと‥!!
...