季節イベント
□サンタさんと一緒
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昨年宣言した通り、今年はイタリアの世話をするはめになった。※三巻参考。
「ドイツ〜!メリークリスマス!!」
「…………」
何故…イタリアがサンタの恰好を…?
【サンタさんと一緒】
「イタリア…」
「これ凄いでしょ〜?日本がね、クリスマスプレゼントですって送ってきてくれたんだよ!!」
「そうか…日本の仕業か」
イタリアの着ている服が、普通のサンタの服なら俺はまだ日本を怒らないでいようと考えたかもしれん。
だが…。
「スカートの丈…短すぎないか…?」
「あ、それ俺も思った〜」
思ったのなら着るな!!
そう叫びたいのを抑えて俺はまじまじとその服を見る。
真っ赤な布を主体に、ウサギの尻尾のようなモコモコとしたものが帽子の先に着いている。
服は肩が露出する程度まで布は下げられていたが、そこにもモコモコとした白いものが着いていた。
そしてベルト。
イタリアは男のくせに細いのでボディラインがしっかりと浮き出ている。
さらには手袋だ。
手首まである手袋だが、半袖ほどしかない服の生地から手袋にかけてまでの肌の露出が寒そうでしょうがない。
「ドイツ…」
「ん?どうした?」
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