A.P.H短編

□こんな晴れた日には
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朝起きて、窓の外を見ると太陽が輝いていた。
今日はいい天気。雨も好きだけどやっぱり晴れが一番だよね、洗濯物も乾くし。
朝食を食べて、今日やろうと思っていたことを全て済ます。
天気がいいと何だか気持ちまで晴れ晴れとするね!

外に出て腕を大きく伸ばす。今頃、フェリはルートに絞られてるんだろうなぁ
そう思うと、なんだかフェリに会いたくなってきた。

「ヴェールートひどいよー…」

あれ?恋しすぎて幻聴が…確かにここ最近は会ってなかったけど。
それにしてもはっきりした幻聴だな〜

「あ!名前だ。おーい名前〜!」

『ってフェリ!?今訓練中でしょ?どうして来たの?』

「だって名前に会いたかったんだ」

『でも後でルートに叱られるよ?』

「ヴェ〜それでも名前に会いたかったんだよー」

しょうがないな、と呟いて空を仰ぐ。ぽかぽか陽気が眠気を誘う。
あ!とフェリが声を出したからどうしたの、と聞いてみると、

「シエスタの時間だ。今日は名前も一緒にシエスタしようよ!」

『え?あ、ちょっと!』

腕を引っ張って芝生の一番日当たりのいいところに連れて行かれる。
フェリが座って、隣に座るように促される。ま、眠いし丁度いいか。


こんな晴れた日には

(外でのんびりシエスタしようよ)
(フェリシアーノを探しに来たら、やっぱりここか。全く…起きたら説教だな。)
(ヴェ〜…)
 

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