Forever Love

□第1章
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「ジェジュヒョン!!こっちこっち!!」


「あぁジュンス。ユチョンとチャンミンは?」


「今、中で打ち合わせしてるよ。なんか緊張するね〜。ユノヒョン喜んでくれるといいね。」


「うん。そうだね。きっと・・・喜んでくれるよ。ジュンスは大丈夫?疲れてない?」


「全然大丈夫だよ。ボクすっごく鍛えたからね。きっとユノヒョンびっくりするよ。」


と言いながら、歌を口ずさみはじめた。
ほんとに歌うことが好きなんだな。ジュンスは。


「あ。ここ、アイラインついたままだよ。だから目がおっきく見えたんだ。」


「えっ!すっごい急いで来たから落とすの忘れちゃった?笑われるかな??」


「いや。ジュンス・・・かっこいいよ。」


そんな事を言いながら僕達は店の中へと入っていった。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:゚・:,。




2週間ほど前・・・


ユノの友人から突然電話があった。


「あ。ジェジュン??突然ごめんね。実は相談があってさ・・・。」


「ん?何??」


「ちょっとね・・・ユノの誕生日パーティー考えてるんだけど俺達何かとユノに世話になってるし、休みがない中時間作ってくれて、俺達と会ってくれたりしてさ。
ちょっと照れくさいんだけど・・・その協力してくれたらと思って。」


ユノの誕生日・・・。


今のこの状況・・・二人で逢ったりとかを望んでたわけじゃないけど、どんな状況でも少しだけでも・・・

ユノの大切な日に一緒にいれるなら・・・。


「うん。分かったよ。協力する。それで僕は何をすればいいの??」

「当日ね・・・。知り合いの店を貸しきる。ユノの誕生日の前日夜11時くらいからで、お店で6日を迎えようと思ってる。
丁度その日お店は定休日だから、他にはバレないと思うんだ。そこでね・・・ジェジュン達に歌って欲しいんだ。
できれば・・・ユチョンとジュンスとチャンミンにも。」


「えっ。僕達が・・・歌うの??」


「あっ・・・いや・・・無理ならいいんだけど。今のジェジュン達のスケジュール把握してるわけじゃないから仕事とか入ってたら無理しなくていいんだけど。
ちょっと相談って感じで電話してみた。」


ユノの前で歌を歌う・・・それもみんなで・・・


僕はちょっと興奮してきた。


ユノに・・・僕の大好きな歌をプレゼントする。
考えた事もなかった・・・


「分かった。みんなに聞いてまた連絡する。出来れば、協力したいと思ってるから。」

そう言って僕は電話を切った。

もし叶うなら・・・最高の歌をユノにプレゼントしたい。

・・・愛するユノに。
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