Forever Love
□第4章
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「ユノヒョン?今日はびっくりしてくれた??」
「うん。びっくりしたよ。ジュンスだってミュージカルだろ?大丈夫だったのか?」
「うん。だって大事なユノヒョンのお誕生日だもん。何があっても行かなくちゃ!!って思って。
みんなでこうして歌える事が出来て・・・ほんとにうれしかったよ。がんばってくれたジェジュヒョンや、お友達に感謝だね。
そうそう!今度ミュージカル見に来てくれるって。」
「俺も見に行きたいんだけど・・・。 なかなかまわりの目がね。でも、絶対に行くからな。
ジュンスの輝く姿この目で見たいから。」
「僕も絶対に行きたいと思ってますよ。ジュンスヒョン。
それまでは体調管理ばっちりでがんばって歌っててくださいよ。」
みんながみんなを想ってる・・・その気持ちを感じる事が僕にとっては幸せな事だった。
またみんなでいろんなところに行きたいな・・・。
「はい!ジェジュヒョンのお家に到着したよ!!ジェジュヒョンの歌声、久々に聞けてすごくうれしかった。またたくさん歌おうね。」
「おう。またジュンスのミュージカルも見に行くからな。今日はどうもありがとう。」
じゃあね。ユノまたね・・・。と伝えた時。
「宿舎さぁ・・・。こっからちょっと遠いじゃん??ボク達このままボクの家に行くからさぁ・・・。
ユノヒョン。降りて。」
「はぁ??意味分からないぞ。ここで降りて俺どうすんの?」
「ジェジュヒョンの家泊まればいいじゃん。で、明日ジェジュヒョンに送って行ってもらえばいいじゃん。」
ジュンス・・・めずらしく大胆な事したね。
あ・・・だけど明日仕事だ・・・。
「あ。でも僕明日撮影入ってるんだ・・・。結構朝早いんだけど・・・。」
「そんなのどうでもいいんじゃないですか?あ。目の下のクマが心配??
いつものようにメイクさんに消してもらえばいいんじゃないですか?」
そう言いながらチャンミンがいたずらっぽく笑った。
「はい!じゃ、ユノヒョン、ばいば〜い!!また遊びに行こうね〜。」
と言いながらユチョンに降ろされるユノ。
少し赤くなりながらも『バイバイ』と手を振るユノがとても愛しく感じた。
みんなの乗った車が見えなくなるまで手を振ってると・・・ふとユノの視線を感じた・・・。
なんだろう・・・ちょっとはずかしい。
「あ。ユノ・・・。ここ僕の新しい家なんだ。まだあまり片付いてないんだけど、寄って行ってくれるかな?」
「うん。入れてくれないと・・・俺凍死しちゃうし。」
くすくす二人で頭をくっつけながら笑った。ユノと、この大切な日をもう少し一緒にいられる・・・
その事にちょっとどきどきした。