Forever Love

□第5章
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「僕ね・・・ユノにプレゼントがあるんだ。」


「ん?何??」


「これ。鍵。まぁ・・・なんかありきたりなんだけど。」


そう言いながらユノに鍵を手渡した。


「ユノ。これからもいつでも、僕がいない時でも、ユノが僕に触れたいって思った時、その鍵で開けて入って来て。」


「ジェジュン・・・分かったよ。でもそうしたら・・・この鍵いらないかも。
俺はいつでもジェジュンに触れたいし、ずっとジェジュンの事考えてるから。」


「ユノ・・・。」


そう言って僕はユノの首に腕をまわしユノを抱きしめた。


「ユノ・・・また一緒に住めるよね。またすぐに一緒に・・・ずっと一緒にいれるよね。」


「うん。ジェジュン。大丈夫だよ。安心しろ・・・。」


ユノがキスをしてくれた・・・。


「僕ね・・・ユノに鍵を作ってあげようと思ってお店に行ったんだけど、何個ですか??って聞かれて・・・思わず4つって言っちゃったんだ。」


といって、僕は後の3つの鍵を見せた。


「ユチョンとジュンスとチャンミンの分。僕ユノの事すごく愛してるけど、みんなの事もすごく愛してるんだ。
だから、いつでもここの場所つかってもらいたくて。いいよね??」


「もちろんだよ。ジェジュン。お前がみんなをどれだけ思ってるかこれでも理解してるつもりだから。」


「それでね・・・いろいろ買い物も行ったんだけど・・・気が付くと・・・全部5個ずつ買ってるの。
あいつに買い物付き合ってもらったんだけど、すごい笑われた。」


これまでしばらくお世話になってた大切な友人。

ずっといていいんだよ。って言ってくれたけど、少しずつ僕の気持ちの整理もついてきたから
「さみしくなったら、また来させてもらうよ」と告げ、家を出たのだった。


「お前はみんなから愛されてるんだよ。だからさみしくはないんだからな。」


「うん。ユノ・・・。今、僕いろんな人の愛をかんじてる。とっても幸せだよ。
これでまたみんなで暮らせたら・・・もっと幸せだね。」


「そうだな。またみんなでけんかしながらも、仲良く暮らそうな。ジェジュン・・・そろそろ寝ないとまずいんじゃない?」


「う〜ん・・・そうだけど。寝てもあと2時間くらいしかないよ。だったら・・・このままユノと愛しあっていたい。
目の下のクマは、メイクさんに消してもらうから。」


そう言って、僕はくすっと笑った。


「ジェジュン・・・愛してるよ。」


「うん。ユノ・・・。僕も誰よりも愛してるよ。」


そして僕達はお互いの温かい体温につつまれながら再び愛しあったのだった・・・。








  『〜Forever Love〜』...Fin.
 

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