Eternal
□第3章
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・・・・ユノ。
夜が明け・・・一番最初に僕の目の中にはいってきた一番愛しい人。
その愛しい人の頬に軽くキスをおとし窓から差し込む日差しを浴びる。
久々にこんな綺麗な朝を見たな・・・。
そして僕は・・・ユノに朝食を作ってあげようと思い洋服に着替えた。
今まではこうやって朝食を作ったりしていたキッチン。
そんな日常が今はとても遠い昔に感じた。
がさごそ冷蔵庫の中を見ていると
「ジェジュン・・・おはよう。」
そう言いながら僕の首筋にキスをしてくれた。
「何してるの??」
「ん〜。ユノに朝食作ってあげようと思って・・・。
なんかね・・・作ってあげたいって思ったんだ・・・。
だけど何もないね・・・。」
「あ。冷凍庫になんかあった気が・・・」
なぜか冷凍されたパンと、高そうなウィンナーが出てきた。
「これ、もしかしてチャンミンの??」
「う〜ん。そうかもな。どうする?やめとく?怖いから。」
そう言いながら二人でクスクス笑ってると、玄関の方から物音が聞こえた。
僕たちの顔が一瞬で凍りつく。
「とりあえずジェジュンはここにいて。俺見てくるから。」
玄関へ向かったユノ。
今まで自分の家として暮らしてきたこの宿舎・・・
なのに物音1つでどきどきするなんて・・・悲しくなってきた。
「ジェジュン!!ちょっとちょっと。」
とユノがささやくような声で僕を呼んだ。
顔には笑みが浮かんでいる。
なんだろうと思って行ってみると・・・
「覗いてごらん。」