告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)


★★★★
来月6月5日には松たか子主演で映画公開ということもあって、最近あちこちの本屋で何かと話題なこの一冊。映画の予告編を店頭で見て何気なく手に取った次第です。

個人的には、読んでいると非常にもどかしくなる小説です。読者である私たちは物語の世界を超越した視点で読み進めることが出来ますが、私たちの意思を直接登場人物に伝えることなど出来るはずがありません。それがわかっていながらも、思わず本の中で淡々と進む物語にどうしても干渉したくなってしまう…!そんな作品だと思います。

結果はわかりきっている。変えようのない現実と、それに向かって刻一刻と進んでいく物語の内容に思わず引きずり込まれること間違い無しの一冊です。

終盤までノンストップで読み進められる面白さですが、物語の結末部分を読んだ個人的な感想が「嘘だこれ絶対俺は納得しねぇ!」なアレだったので☆4評価とさせていただきますm(__)m

どんな風にアレなのかはこれからお読みになる方の為に伏せさせていただきます(逃

映画ご覧になるつもりなら是非、先に原作をお読みになることをオススメ致します。




[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ