〜Story2〜
□愛してるんだ!!
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「ユノなんか知らないっ!」
そう言って、
一度も振り向きもしないで
部屋に篭った俺の恋人。
「ジェジュン…。」
また、俺は…
やらかしてしまったらしい。
大切な最愛の恋人を、
怒らせてしまった…。
「ほっっっんとにっ!呆れてものが言えませんね!」
「ユノヒョン、バカだろ?」
「鈍感にも程があるよね?」
可愛い弟達から罵声を浴びる。
これも、
慣れてしまった…。
「これでいったい何回目ですか?貴方は学習能力が無いのですか!?」
「だからバカなんだよ。」
「KYだしね〜?」
ボロクソだな…
お前ら…
黙っていたら調子にのりやがって…。
「言われて当然ですからね?」
「ジェジュンヒョン…寂しかったんだろうな?甘えたかったんじゃない?」
「恋人に分かってもらえないなんて…ジェジュンヒョン可哀相☆」
おい、最後の奴。
語尾に☆はおかしいだろッッ!
でも、何も、
言い返せない。
だって実際、
愛しのジェジュンは…
ここにはいないのだから。