薄桜鬼+


□平助×千鶴 SSL 小話
1ページ/1ページ


もう!平助君のばか!!

なんで無視するのよ

怒ってるのは私なんだからね!

(…あ、れ?)

ふと机の端を見ると小さく書かれた文字が目に止まる。

“ごめん”

お世辞にも綺麗とは言えない見慣れた字。

視線を感じて後ろを向くと気まずそうにしている平助君が立っていた。

「これ、」

「…あ、りがとう」

差し出されたのは私の好きな苺ミルク。

「ごめんな」

「ううん…。私こそ、ごめんね」

泣きそうな顔で笑う平助君に胸がいっぱいになった。



机上の恋愛


これ、絶対に消さないよ


word by [華風] 様+゚

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ