聖華の夜に

□契約〜魔法〜
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水月「聖華〜、いる〜?」
水月がそっと部屋をのぞく。
聖華「いるよ。私のほうが早かったわね」
聖華がニコニコしながらいう。
水月「・・・どうやってあがってきたの?」
水月が目を丸くしてきく。
聖華「ん?跳んできた」
聖華が答える。水月が少し何かを考える。
そして口を開いた。
水月「・・・聖華、もしかして魔法使い・・・?」
聖華「・・・黙っててごめん」
聖華がめんぼくないといわんばかりの顔でいった。そして続けた。
聖華「私は「八種魔法天皇」の一人、炎の使い手『セイカ・テール』です」
水月「・・・セイカ・・・テール?」
聖華「そう、『聖華』とは人間界(こっち)の名前、本当の名前はセイカ・テールっていうの」
真剣は表情で説明する。
水月「聖華が魔法使い・・・信じられない。
   それに、「八種魔法天皇」ってなに?」
下を向いて聞く。
聖華「八種魔法天皇とは、
   魔法界での8つの世界「炎」「水」「大地」「雷」「氷」「風」「植物」「音」のそれぞれで一番強い者、いわゆる王のことよ」
水月「じゃぁ・・・聖華は炎の国の王様!?すごい!じ、じゃなくって、なんで隠してたの?」
聖華「水月、何も知らないんだ・・・今の現状。
   あたりまえか、教えてあげるよ」
聖華が水月のベットにすわる

続く
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