novel・マ王

□defend―forever―
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もう、限界だった。
絶望に打ちのめされ明日の方向も
わからなくなった。
そんな僕の前に一人の少女が現れた。
少女は言った。
「大切な人を失うということのつらさは
よくわかる。非力な自分を恨む気持ちも
よく、わかるわ…」
彼女は遠い昔を思い出すような目をして
から僕にくすっと笑いかけた。
「大切な人を信じることが大切」
そう言うと、辺りは暖かい光に包まれた―
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