*短い夢と捧げる夢*

□江戸へLET’GO!
1ページ/7ページ


「と、いうわけで江戸時代に行くぞ」

「「「「は?」」」」

いきなり出てきて訳の分からないことを言い出したリボーン。

ツナたちは今朝、突然リボーンに「今日の放課後、守護者(ランボ・雲雀・骸以外)と京子、ハルは並中の屋上に集合だぞ」と、言われ戸惑いながらもちゃんと呼ばれた人は全員来ていた。
そこにリボーンは武士のコスプレをして、バズーカを持って現れた。

「どういうわけだよ、リボーン!ちゃんと説明しろよ!」

「ボンゴレの科学班がアホ牛の10年バズーカを研究して、実験を繰り返してたら過去にいけるバズーカを開発したんだ。しかも10年じゃなくってな300年ぐらい過去に行くんだ」

「なっ!ぐらいってなんだよ」

「まだ正確に分かってないらしくってな。そのぐらいだろうということだぞ」

「ちょっといいっすか?リボーンさん」

今まで黙っていた獄寺が口を開いた。

「ん?なんだ?獄寺」

「アホ女と芝生と野球馬鹿が話しについていけてないんっすけど」

「はひっ!ハルはアホ女じゃありません!」

「極限に話が分からんぞー!」

「ハハッ、何にも分かんなかったのな!」

それを聞いたリボーンはニッ、と口角をあげて笑った。

「別にわかんなくてもかまわねーぞ。実際にすればいやでも分かるからな」

「実際にするってどういうことだよ!まさか、俺達がそのバズーカで300年ぐらい前に行くのかよ!?」

「そのとおりだぞ、ツナ」

「んなぁーー!」

ツナが白目になって突っ込んだ。
そんなツナをよそにリボーンはバズーカをツナたちのほうへ向けた。
そして...

 ドカン

大きな音がして、ツナたちは煙に包まれた。
煙が晴れるとそこには誰もいなくなっていた。
リボーンの撃ったバズーカに当たり、本当に300年前かどうかは分からないけど、とりあえずどこかに飛ばされたらしい。

「ちゃんと帰って来いよ」

と言って、リボーンは並中の屋上から姿を消した。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ