Dグレ 小説
□〜バク・チャンの野望〜 1
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「4997・・・4998・・・4999・・・・・5000・・・」
今は朝5時過ぎ。アレンは自室でトレーニングをしていた。
ガタッ・・・ドサッ・・・シーン。
「・・・・?」
不意にドアの外で音が聞こえた。
「・・・変だなー。まだ皆殆ど寝てるはずなのに・・・」
アレンはトレーニングを中断して、ドアのノブを掴んだ。
が。
なぜかドアは開かなかった。
「・・・・」アレンは少し後ろへ下がり、勢いをつけて・・・ドゴォォォォ!!
ドアをけやぶった。
「・・・何してるんですか、カンダ。」いつもの仏頂面のカンダがいた。
「俺が聞きたい。なんでドアが吹っ飛んだんだ。なにをしてたモヤシ」
「モヤシじゃなくてアレンです。ドアが開かなかったのってカンダのせいですか。朝からうるさいですよ。」
「俺じゃない。あれだ。」
神田の目線の先には・・・
白い袋があった。
「なんですか?これ」
アレンは袋の口を緩めて覗いた。
そこには・・・・・・
次号待て!