詩1
□【流れ星】
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冬が来るのが早過ぎて
透き通るような満月が
なんとなく馴染めずに
夜から逃げて行く
本当なら夢は
あの時終わったわけで
辛くても構わない
だから夢なら覚めて
流れ星が流れた
それだけなのに
泣き虫な僕に
勇気くれた気がした
数えきれない
星の隙間を
転げ落ちてく
一人ベットに寝転んで
淋しがりやの三日月に
手を伸ばし抱きしめて
朝を描いている
結論から言えば
願いは叶ったわけで
自分でもわからない
だけどそんな気がする
流れ星が流れた
それだけなのに
泣き虫な僕に
勇気くれた気がした
輝いてる星には
なれないけれど
あの星より
君の側にいるはずだよ
数えきれない
星のかけらを
拾い集めて…