Red Storm

□‐第1章‐
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「莎茄ちゃん、おはよ!!」朝っぱらからハイテンションで電話してきてるのは同じクラスの壱李。
「......壱、少し黙れ。アタシは起きたばっかりなんだ!」
莎茄の不機嫌な声を聞いて大人しく........なるはずもない。
「何言ってるの!!早く学校に来なきゃ!!」
??何かあったっけ??考える莎茄の耳に「今日は生徒会のメンバーの発表の日じゃない!」
という壱李の声が響く。
「ヤバ......」
その声を聞いてからの莎茄の行動は呆れるくらい早かった。
「壱!ありがと!」そう叫ぶと電話を切る。
プッ  ツーツーツー
「ぁ....莎茄ちゃん大丈夫かなぁ....」
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