ﾐｼﾞｶｲﾕﾒⅠ
□anxiety
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ねぇ 言って
ちゃんと 言って
私に聞こえるように
大きな声で。
もう 泣かないでいいように
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「ラビ、大好きだよ。」
私がそう言うと、ラビはいつも笑う。
嬉しそうに笑う。
でも、決して、あなたから私に愛を囁くことはない。
私はいつもそれが淋しいの。
不安なの。
一方通行なのかもって思っちゃうの。
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目の前で あなたは
やさしく 笑ってみせるけど
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あなたのことは理解してるつもりよ。
あなたがどれだけ苦しんでいるかもわかっているわ。
自分の立場を考えて、私のことを考えて、悩んでいることも。
それでも、不安なの。
でも、それだけあなたが好きなの。
それだけはわかって。
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動けないのは
あなただけじゃない
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不安でたまらない。
安心させて。
あなたのその
匂い
温もり
まなざし
声
全てで‥‥‥
そうすれば、泣かないで済むと思うから。
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だから 抱いて
ちゃんと 抱いて
この体に残るように
強い力で
もう 泣かないでいいように
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あなたとの思い出を胸に、この想いを堪えようと思うけど、それは出来なかった。
あなたの温もりを知ってしまったから。
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どこまでも
行けるような気がした
でも寒くて
とても寒くて歩けないよ
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