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□仔猫な彼女
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数分後


「あっく−ん!」


可愛い


とか言うガラじゃねぇが


そんな声で俺は呼ばれ、


苛めたくなった俺は


異常か?



綾香には登れない


高いタンクの上に隠れる


が一直線にタンクに近づいてきた綾香


そして一言


「あっくん…?


そんなところで何を…」


「なっ…。」


なんですぐバレた?


取り合えず先に綾香に手を貸し


登るのを手伝ってやる。


「ふぅ…


あっくんは凄いね!


一人で登っちゃうなんて」


「…てめえ、


なんで俺がこの上にいるってわかった…?」



「なんでって…。」


「…。」


答えを待っていると、


フサァと腕に柔らかい感覚がきた。


綾香が俺の制服に


顔を埋めている。


そして恥ずかしそうにうつむきながら


「あ…、


あっくんの香りが…」


と…。


「ククッ


そりゃたいした変態だ!」


「で…でも!


あっくんが悪いよ…?」


と首をかしげる彼女


ドキ……ッ


ったく心臓がもたねえ…


とそんなことを思っているのもつかの間


綾香は鞄から


今流行ってるゲーム機を取り出す。


「あっくん、


ここのステージやって」


見せてみろと言うつもりの俺だったが…


金縛りに合った…。


その場にうつ伏せになるよう寝転び、


肘をついたようすでゲーム機を持つ姿は…、


谷間が見えてやがる…っ
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