堕ちた

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※管理人 千歳の熊本弁をいまだ理解出来ず
出番が他より少ないかもしれません((汗





まずはあれだ 心を開いて貰わないと一緒に生活も何も
気まずいだけだ




って事で



『えーと慈朗君と忍足君だっけ?
もしよかったら一緒に話さない??』

それぞれの学校から心を開いてもらう事に


だが…





『慈朗君って何処でも寝ちゃうの?』

自分の肩で寝ている慈朗君 その寝顔は年齢より幼くて可愛い

侑「前はそうだったが 虐めが起きてからはあんまり寝てへんで」

『そう…ならよっぽど追いつけていたようだ全く仲間をそう簡単に裏切って…呆れるばかりだ』

はぁとため息を付きながら頭を撫でてあげる

『最近の中学生は怖いね』

侑「なんか自分も中学生じゃあらへんのか?」

『俺は世間では高校生だ
中学生はやっぱり世界が違うとか何とかで
殆ど家庭教師がしていたからな学校がどう言うものがよく分からないんだ』

なぁ 教えてよといえば忍足君は
 学校について話しだした

ナルシストの生徒会長がいて いつも飛んでいる子がいて
下克上と言っている子がいて
犬みたいに先輩になついている子がいて
レギュラーになるために自慢の髪を切った子がいて

行ってよし!が口癖な先生がいたり………

ヤバこれは失敗かも 途中で泣き出しちゃったよ

侑「………っ……」

『泣いたら折角の顔が台無しだよ』

ハンカチで涙を拭くが止まらない
あぁ―…

『また元の生活に戻りたいのか…』

侑「…ぉ…ぉん…」

『大丈夫 また俺が元の生活に戻してやるから』

自分より同じぐらいの忍足君と慈朗君が起きないように
注意しながら 抱きしめる

『だが 溜めるのも悪い
泣きたいときは泣け』

侑「……っ…うあぁ…」

控えめの声で泣き出す
 俺より1つだけだが小さいこの背中でドンだけ重いものを背負っていたんだ…

『今はゆっくり休め
お前らの元の生活は必ず戻してやる』

侑「…堪忍…」

それだけいい 電池が切れたとロボット見たいにプツリと意識を無くす

慈朗君はそれなりになついてくれているようだし
 忍足君もまぁよしとしよう

『次は四天宝寺と氷帝か』

2人同時はさすがに無理だから1人ずつ部屋に寝かせる



さて そろそろ剣道の稽古がある
 って今日先生これないから自主練習か












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