短編

□真選組総出のお仕事2
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数日後

近「今日はとっつぁんが来る日だ」
土「あれから2人はなんの変化もなし・・・」
山「順調ですね!!」


松「お〜い近藤〜出迎えなしかぁ??三秒以内に来ねぇとおじさん発泡しちゃうよぉ??」
近「げっ!!やばい!!」
山「早く行かないと!!」
松「はい、いt」

近「とっつぁん3と2が抜けてる!!」
松「男は1だけを見てればいい」
土「とっつぁん!!準備はできたか??」
松「当たり前だろ〜??明日実行する!!今日に説得して無理矢理にでも連れていくんだぞ??」
近「さすがとっつぁん!!」
山「ありがとうございます!!」
「「「ありがとうございます!!」」」
松「じゃあまず沖田からいくかぁ」
近「広間でいいか??」
松「あぁ。」
土「山崎!!総悟を広間に呼んどけ!!」
山「分かりました!!」


〜山崎サイド〜

これで俺達はあの歯痒い思いをしなくてすむ!!
2人も喜ぶだろうし万々歳だ!!
沖田さんは部屋かな??

山「沖田さん??」
沖「なんでぃ」
いた!!よし!!
山「とっつぁんが話があると言ってるんだが…」
沖「あぁ分かりやした」
山「とっつぁんは広間にいます」
沖「おう」

よし!!後は沖田隊長が縁談をのんでくれたら成功だ!!


沖「入りますぜぃ」
ガラッ
松「おう久しぶりだなぁ」
近「お!総悟待ってだぞ」

沖「で、話ってなんですかぃ」
松「実はな、お前に縁談を持ってきた」
沖「は??縁談??」
松「おう!!近藤は決めたやつがいるし土方は所帯なんか持つきなし。後はお前だけだしな」
沖「俺だって好きな人ぐらいいまさぁ!!」松「相手は知ってるのか??」
沖「・・知りやせん」
松「じゃあ決まりだな!!」
沖「ちょ!!待って下せぇ!!」
松「相手はな??幕府関係の仕事なんだぞ??気が利くし可愛い!!それに前からお前の事が好きだったんだぞ〜??こんな良い話ねぇだろぉ??」
沖「縁談は受けやせん」
松「じゃあ長官命令だ」
近・土「「(職権乱用したぁ!!)」」
沖「・・・わかりやした」
松「よし!!明日だからな〜」
沖「明日ですかぃ!?」
松「おう。明日迎えがくるからな〜普通の格好でいいぞ〜服は用意するからな」
沖「分かりやした」
松「また明日なぁ」

ガラッ

〜沖田サイド〜

はぁ・・・・・最悪だ
結局職権乱用されちまった
気分直しに寝るか
あいつの事は忘れるしかねぇなぁ

松「とりあえず沖田は成功だな〜」
近「後は瀬奈ちゃんだな!!」
土「総悟、案外簡単に折れたな…といっても職権乱用したから当たり前か・・・」
近「よし!!山崎!!瀬奈ちゃんを呼んできてくれ!!」
山「分かりました!!」
土「蒼井はすぐ折れそうだな」
近「ガハハ!!確かにな!!」

〜山崎サイド〜

沖田隊長ショックだっただろうなぁ
じゃあ瀬奈ちゃんはどうなるんだろう・・・
もしかして泣いちゃうかも…
いや!!大丈夫だろう!!
なんとか説得して幸せになってもらわないと!!



・・・・・・・どこだろう

とりあえず聞き込みするか

山「あ!!瀬奈ちゃん知らない??」
隊「知らないですねぇ」

山「瀬奈ちゃん知らない??」
隊「さっき洗濯物もって庭に行ってましたよ」

よし!!当たりだ!!

えっと・・・あれ??いない

山「さっきここに瀬奈ちゃん来なかった??」
隊「さっき女中に呼ばれてたぶん台所に行きましたよ!!」

女中―――!!!
早くしないと怒られちゃうよ!!


山「あの〜瀬奈ちゃんいます??」
女中「瀬奈ちゃんならさっきスーパーに買い出しに行きましたよ」

なんでだぁぁぁぁぁ!!!
最悪だよ!!
てか瀬奈ちゃんめっちゃ働いてるじゃん!!

とにかく副長達に知らせに行かないと・・・

山「あの〜」
土「なんだ」
山「瀬奈ちゃんがさっき買い出しに行って屯所にいないんです」
土「チッ女中か」
近「そうか…すまないが探しにいってくれないか!!」
山「分かりました・・・」

しんどい・・・・・

とりあえずスーパーに行って探さないと


〜主人公サイド〜

買い出し頼まれちゃったなぁ

てゆうか買い出しなのコレ

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
マヨネーズ 2ダース


────────


土方さんどんだけマヨネーズ
消費するんですか!!
ダース買いだし!!

はっきり言って
マヨネーズ3本以上買うの
勇気いるんだよね、うん


えっと・・・マヨネーズは...

あった!!
1ダース分しかないし
また言わなきゃだめじゃん

『あの〜マヨネーズ1ダースありますか??』
店員「え??あ、ありますよ!!お待ち下さい」

明らかに冷たい目で見られてたよ

何この子…マヨネーズ1ダースとか頭大丈夫??

みたいな空気だったよ!!

店員「お待たせしましたマヨネーズ1ダースです」

…笑ってる(泣)肩震えてるよ

『ありがとうございます』

気分悪いけど早く買って帰らないと


・・・終わった
またレジの人笑ってた
肩震えてたもん
泣きそう・・・・・


〜山崎サイド〜

瀬奈ちゃんは...っと
いた!!

あれ??なんか様子変じゃない??
俯いてるし…
あれ??あの袋の中ってマヨネーズ??

えぇ――!!!
マヨネーズが原因で
泣きそうになってるよ!!
早く行かないと!!

山「瀬奈ちゃん??」
『あ、山崎くん』
山「大丈夫??」
『は、はい・・・』

明らかに大丈夫じゃないじゃん
多分店員に笑われたんだろぉな
かわいそうに・・・

・・・あれ??ちょっと待てよ
マヨネーズと言えば副長・・・副長しかマヨネーズは使わない・・・

・・・結局、副長のマヨネーズさえ無かったらこんな所まで来なくて良かったんじゃねぇかぁぁぁ!!!

「チッ女中か」とか言ってたけどてめぇじゃねぇかぁぁ!!
チッじゃねぇよ!!女中じゃねぇよ!!

山「はぁ・・・」
『大丈夫ですか??』
山「!あ、大丈夫だよ!!半分持つよ」
『ありがとうございます!!』

山「副長さぁ女の子にマヨネーズこんなに買わせるなんて最悪だね」
『否定は出来ませんね〜』
山「(なんか怒ってる気がする・・・)自分で買いに行けば良いのにね」
『ほんとそうですよね!!』

なんやかんやで屯所に到着

山「あ!!広間に行ってくれる??とっつぁんが話があるみたいだから」
『そうなの??分かりました!!』
山「これは持って行っておくね」
『あ!ありがとうございます!!』

〜主人公サイド〜

松平さんが私に話・・・??
なんか嫌な予感がする・・・
もしかしてクビ!?
ゴリラがダメだったのかな・・・

近「瀬奈ちゃん聞こえてるよ(泣)」

へ!?しまった!!広間ってここだ!!

『また私声でてました?

松・土「「ばっちり」」

やっちゃった・・・

『失礼します』

松「待ってたよ〜」
近「話があるんだ!!座ってくれ!!山崎お疲れ様」

なんだろう・・・
やけに楽しそうだな

『えっと・・・話ってなんでしょうか・・・』
松「実はな、瀬奈ちゃんに縁談が来てるんだよ〜」
縁談・・・
『え??縁談ですか!?』
近「そうだ!!」
『なんで私が??』
松「実はなぁお前の事が好きだってゆう奴がいてな・・・??」
土「それをとっつぁんが聞いてお見合いする事になった」
『えっと写真とか年齢とか分かります??』

やっぱり年齢とか気になるよね!!
顔も見てみたいし!!
失礼だけどね・・・

(三人の会話はコソコソ話だと思って下さい)
近「え!とっつぁん!!」
土「やべぇぞ」
山「どうします!!写真は無いって言って年は同じくらいでいいんじゃないですか??」

松「写真はねぇが年は瀬奈ちゃんと同じくらいだ!!」
『そうなんですか』

明らかに打ち合わせみたいなのしてましたよね・・・コソコソ話してましたよね

近「幕府で働いてる人だぞ!!」
『はぁ・・・』

もうするしかないよね
報われない恋だし・・・

『分かりました。縁談受けます!!』
松「そうかそうか!!ありがとよ!!」
『いえ』
松「明日お見合いだからね〜後私服でいいよ〜おじさんはりきって可愛い着物用意するからね〜」
『明日ですか!!分かりました』
土「ゆっくり休めよ〜」

マヨネーズといい「ゆっくり休めよ〜」って人事だとおもって!!

『失礼しました』

はぁ・・・・・あの人の事・・・
忘れなきゃ・・・
 

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