†本棚†

□来訪者
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「もう銀さん!少し位手伝ってくださいよ!」

いつものようにぱらぱらとジャンプをめくっていた銀時に、駄眼鏡のきゃんきゃんと吠える声が届く。
朝からバタバタと掃除をしている新八が何度となく銀時に不満を漏らすが、銀時は聞く耳を持たない。

「あ〜?うるせぇよ。駄眼鏡…」
「なっ!眼鏡は関係ないでしょうーっ!!」

ったく!…と新八がぶつぶつと文句を言いながら掃除を再開した時…

ピンポーン〜♪

「おい新八ー客だぞ」
「あんた…そこから一ミリたりとも動く気ないだろ…」

ジャンプから目も上げず出迎えを要求する銀時に新八の顔はひきつる。
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