†本棚†
□家族
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「スギって何かマミーみたいアル」
神楽がまたまた万事屋にやってきていた高杉に向かって放ったこの一言はその場に居た全員を凍りつかせた。
「か、神楽ちゃん…」
一番に立ち直った新八が神楽を止めようとするが何と切り返していいかわからず黙り込む。
「俺が…マミー…?」
愕然とした表情を見せる高杉に周りはおろおろとその様子を窺う。
「か、神楽!高杉がマミーだったらパピーは誰なんだよ…まさかあのハゲか…?ハゲなのかっ?晋ちゃんはあんなハゲには渡しません!」
「いや、銀さん!突っ込むところが違うでしょう!」
それぞれがショックの為かしどろもどろになっている。その様子を神楽はきょとんと首をかしげて見つめる。