長編

□第二十一訓 ファミレスのテーブルのわきにある調味料は思ったより使わない
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「今日、俺達が話し合うのは、真選組のある隊士のことだ」

桂は志士たちに呼びかけた。隣には相棒、エリザベスの姿が。
「それは…こいつだァ!」


ばんっ!とホワイトボードを叩く。と、ボードが反転して、ある人物の写真が現れた。



水沢葉月の写真が。

「貴様らも聞いたことくらいあるだろう。あの男所帯の中で唯一の女…しかしその戦闘力はあなどれないらしい。」


桂は声を張り上げた。

「そこで貴様ら!これから街で奴を見かけたら迷わず追跡し、調査してくれ。何をしていたか、どんな奴だったか調べるのだぞ」




おおーっ!と浪士達が拳をつきあげた。



「真撰組め…これで手も足も出んだろう…目に物見せてやる…」
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