長編

□第十三訓 やるからには半端はダメ
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あーあ。




俺は何がしたかったんでィ?







沖田は自室でアイスを食らいながら、だらだらとしていた。






いつもの光景である。







…だが、彼の頭を離れないのは


今日は土方さんへの嫌がらせのことや
サボりのことじゃなく

葉月のこと。







今度は真面目に行こうと思ってた。



葉月に好きだって、言いたかった。



わざわざ2人きりになるチャンスまでつくったのに、結局あんなことになっちまった。。





中途半端なことをしちまった。









でも



次こそは、伝えたい。


土方さんや他の奴よりも先に


葉月を俺のモンにしたい。




伝えなきゃ。今度こそ。
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