長編
□第十四訓 夜はお静かに
3ページ/5ページ
次に向かったのはいつも朝、会議をしている部屋。
・・・なんかまた誰かいるようだ。
葉月は思った。
「もう驚かないからね…深夜のマヨネーズ製造を超える変人がいるわけ…ぎゃああああああああああああ!!」
「おーう葉月ちゃんか!いやだな〜できればあんまりジロジロ見ないでほし…」
「できれば見たくなかったわァ!!」
近藤さんが全裸で…素振りを。
「劇場版でもやってましたよね!もういい加減あきたんですけど!」
「何言ってるんだ葉月ちゃん、裸はなァ、人が最も自然でいられ、野生に帰れる姿なんだよ」
「そうですか!じゃあそのまま野生に帰ってくださーい!」
全裸の局長を残したまま、その部屋から退参する葉月であった。