長編
□第十四訓 夜はお静かに
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なんてことだ…あたしの寝ている間に屯所はこんなことになっていたというのか!
あたしはもう寝ることにした。
廊下を進む。
「んぱん…」
へ?
思わず後ろを振り返る。
「んぱんあんぱん…」
ヤダ…なにこれ…
その声はどんどんと近づく。
え・・・嘘でしょ、信じないよ!?
自分に言い聞かせるが、その声は明らかに近づき…
「あんぱんあんぱんあんぱんあんぱん…!!!」
いやあああああああああああああああ!!!
あたしは一目散に逃げ、部屋に逃げ込んだ。
怖いよ!
何だっていうの!!?
そして布団に顔をうずめた。
ヤダな…自分、めっちゃ震えてるし。。
その時、何かがおかしいことにきづいた。
なんかさ
ここ
あたしの部屋じゃなくね?