長編
□第十七訓 テレビに映ることになったと聞くとたとえどうでもいい奴でも必死に画面を探してしまう
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さっきまでボコボコにされていた局長もこうしてみると立派に見える。
真面目に真選組について語っていた。
もう取材は終わりそうな雰囲気である。
はあ〜疲れた〜。
あたしだって途中まではいろいろバラさないように頑張って案内してたんだもん。疲れたよ〜。
そう思ってテレビ局のひとに一礼して、さっさと部屋に戻ろうとした。
ところが、花野アナに呼びとめられた。
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