長編
□第三十訓 チョコはいいから愛をくれ
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するとさっちゃん、キレ気味に
「何故って…このチョコを銀さんがた…たた食べるのよっ!ああん…想像しただけでとろけそうよ!」
…とろけてるのはあなたの脳髄ですよさっちゃん。
「あら?そういうアナタはあの真選組のガキにあげるの?…ったく…かわいいものね」
その言葉に反応したみんなに質問攻めにあう…。
「何?君は真選組の一番隊長にあげるのか?」
「カカオ豆がかわいそうアル。」
「あら、沖田さんとは上手くいってるのね^^?」
「ま、ドSなところは悪くないわね」
「猿飛さん。あなたたちが絡むと危なくて打ち切りになるから止めなさい」
…総悟くーん、散々な言われようだよ(笑)
「オイぬしら、人の色恋に口を挟むな。」
そこでみんなを調整するのはやっぱり月詠さん。
みんなを一喝したあと、あたしに向き直った。
「まあ…葉月。思いが伝わるといいな。」
「ありがとうございます!頑張ります!」
そういう月詠さんは…誰にあげるんだろう?
「さ、固まらないうちにトッピングよ!」