08/12の日記
12:38
60巻購入!ネタバレ感想!
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なかなか買えてなかった最新刊、本日購入してきました◎
空知先生のコメントでもう「はあ〜。。。」ってなりましたw
さらば真選組。本当に別れの挨拶だったんだなあ。
本誌では完全にさらばしてたけど、もう彼らがあの隊服で集うことはないのかと思うとほんとにね…。
感想はいろいろあるのですが、まず沖田厨的視点で。
神楽ちゃんが崖で落ちそうになって、もういいから手を離せって言うんだけど離さないとこぐっとくるんだけどそこで綺麗なまま終わらないのがいいよねえ(ニヤ
続いて、土方を近藤さんの元に行かせるシーン。
自分は切り込み隊長で、アンタはその切り開いた道を振り返らないで行くのが役目なんですよ、って諭すとこ本当に好きです…。
それからのぶめちゃんの涙にドキッとするところ。(若干の脳内補正はいってるww)
最後に虚の出現に体が震えた、っていう独白。
沖田君、裏を返せばこれまで勝てないと思った敵はいないということになりますね。うーん。痺れる。
いつもの余裕たっぷりな沖田じゃないのが60巻でした。全体的に追い詰められてる感すごかった。しんどい。
続いて物語中心に。
今回多く語られたのは真選組と佐々木の過去。何度読んでもすっきりしないのでここで整理していきます()
まず、攘夷志士取り締まりのために佐々木が考え出したのが「浪士組」という組織。
その組織編成で揉めまくる皆を一つにまとめ上げたのが近藤勲、その人でありました。ザキはここで更生?したわけです。
しかしこの浪士組、上のもう一つの思惑が。
一橋の親子(息子のほうは今の喜々)を近藤達に護衛させ、そこを賊が襲撃。一橋親子は暗殺され、近藤達は責任とって切腹、という計画。
これで定々の時代は安泰ってことでしょうか。
暗殺を行うのは骸(のぶたす)を含む子供たち。佐々木はもうじき生まれる自分の子供のことがちらついて、あまり快く了解できない。
暗殺決行日、籠の中に居るのは一橋親子ではなく、とっつあんだった。佐々木は浪士たちに一橋の居場所を流布し、籠(中にはとっつあん)を襲撃させ、暗殺計画を中止にさせようとしたらしい。
佐々木は護衛失敗で腹を切らされる予定だった真選組を守ったわけです。暗殺者の子供たちをも守るつもりでいたが、それはできなかった。
佐々木の計画を見抜いた天導衆は暗殺者の子供たちに佐々木の妻子を襲わせた。そこで佐々木も死ぬはずだったけど骸(のぶたす)は佐々木を斬れなかったし、佐々木も彼女を生かし、そばに置いた。
佐々木がしたいことがさっぱりわからん〜〜とこのサイトでほざいてきたけど。ここにきて判明しました。
佐々木は、自分自身が一番許せない。
一橋派に取り入って、高杉と手を組み、定々を一国傾城篇で排し、旧将軍を暗殺、自分を新政権の悪の象徴として見せ、(だからあそこまで悪者っぽかったのね)国民の反乱によって侍の時代と自分自身を終わらせる。
これが佐々木異三郎の過去の真相。
う〜ん。。。これは鳥肌もの。やっと整理が付きました。
佐々木の思惑を知ったうえでこれまでの彼の言動に注目してみるとたぶん相当面白い。
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